ゴッド オブ ブラックフィールドの感想|恭弥が武・知・金で成り上がる

レビュー May 2026 連載中

ピッコマで毎週楽しみに読んでいる、韓国ウェブトゥーン。転生した恭弥きょうやが武・知・金で世界を拡大していく爽快アクション。とてつもない資産を手にしてもブレずに敵対勢力と戦う、その芯の強さがカッコいい。

ryah 約8分で読めます 2026年5月公開

原作武将(韓国・ウェブ小説)
ストーリー雲
作画SIN
配信ピッコマ(日本語版)
話数配信話数は作品ページ参照
配信開始2020年4月(日本版)/ 韓国カカオウェブトゥーン
ジャンルアクション / 転生 / 成り上がり
目次

戦闘だけでなく、影響力が増す過程も熱い

ピッコマで毎週楽しみに読んでいる作品。韓国発の縦スクロール漫画で、転生した主人公が「武・知・金」を武器に世界を切り拓いていく、爽快な成り上がりアクションだ。

戦闘シーンの熱さ、影響力を拡大していく快感、そしてとてつもない資産を手にしてもブレずに敵対勢力と戦う主人公の芯の強さ。この三つが揃っているのが本作の魅力で、毎週の更新を待ちわびる作品になっている。

私はピッコマで、毎週楽しみに読んでいる

私はピッコマで毎週楽しみに読んでいる。気になる人は、ピッコマの作品ページから配信内容を確認できる。

無料で読める範囲や待ち時間、最新話の扱いは変わることがあるので、その時点の作品ページで確認してほしい。ここでは他ストアでの配信の有無や、全話無料で読めることまでは保証しない。

傭兵だった西恭弥が、高校生としてやり直す

主人公は西恭弥。前世では傭兵として戦っていたが、任務中に命を落とす。次に目を覚ますと、日本の高校生の体に転生していた——という導入。傭兵の経験と知識を持ったまま、若い肉体で人生をやり直す物語が始まる。

ここから恭弥は、「武」「知」「金」の三つを武器に世界を拡大していく。武は前世で培った戦闘技術、知は傭兵時代に培った情報網と判断力、金は若き経営者として築いていく財力。それぞれが相乗的に効いてきて、主人公の影響範囲が章を進むごとにどんどん広がっていく。

展開はスピーディで、1話ごとに何かが進む。縦スクロールマンガに慣れていない人にも勧めやすいテンポの良さが、本作の取っつきやすさを支えている。

戦闘シーンが熱い

アクションシーンの熱さは、この作品の中核のひとつだ。

恭弥が前世で培った特殊部隊の技術が、現代の日常に持ち込まれる。素手の格闘、銃器の扱い、戦術判断、心理戦——どれを取っても「ちゃんと強い」描写になっていて、強さの根拠がフワッとしていない。「最強です」という設定だけで強くしているのではなく、「こういう経験を積んだから、こういう動きができる」という積み上げで強さが説明されている。これが説得力を生んでいる。

縦スクロールという媒体特性も、アクションを引き立てている。1コマ1コマがスマホ画面いっぱいに広がるので、決め技のタイミングや爆発のスケールが、視覚的にダイレクトに刺さる。縦スクロールとアクションの相性の良さを、本作を読んでいると感じる。

影響力を増していく快感

本作のもうひとつの楽しみは、主人公の影響力がどんどん広がっていく成り上がり物語としての気持ち良さだ。

最初は一人の高校生から始まり、徐々に仲間が増え、組織を持ち、企業を作り、資金を動かし、政治・国際社会にまで関わっていく。「ステージが上がる」感覚を、何度も繰り返し味わえる構成になっている。これは成り上がり系の作品が持つ普遍的な魅力で、本作はそれをスピーディに、かつ説得力を持って描いてくれる。

読者として「次のステージはどこまで行くんだろう」と先が気になり続ける。1話単位で読みやすい媒体なのに、一度読み始めると延々とスクロールしてしまうのはこの引力のせいだ。

資産を手にしてもブレないカッコよさ

そして自分が一番惹かれているのはここだ。

主人公の恭弥は、物語が進むにつれてとてつもない資産と権力を手にしていく。普通こういう作品は、富や権力を得たキャラクターが少しずつ堕落したり、生き方を見失ったりするのが定番だ。でも恭弥はブレない。金を手にしても、地位を手にしても、人脈を広げても、彼の戦う相手は変わらない。守るべきものが何かを見失わないし、敵対勢力に対して引かない。

これは少年漫画の主人公にはよくある芯の強さだが、「成り上がり物語」のジャンルの中で、ここまで一貫してブレない主人公はあまりいない。富と力で堕ちていくキャラクターを描く作品が多い中、恭弥は富と力を「目的」ではなく「手段」として扱い続ける。だから何巻読んでも、彼の根っこは最初の傭兵時代と地続きだ。

資産を手にしてもブレずに戦うところに惹かれている。これは自分が成り上がり物語を読むときに、無意識に求めていた要素だったのかもしれない。

縦スクロールで楽しむ戦闘の迫力

作画担当のSINの絵は、韓国ウェブトゥーン特有の写実寄りタッチ。男性キャラの骨格・筋肉・表情の描き込みが日本の青年漫画に近く、馴染みやすい。アクションシーンの動きの切り取り方が良くて、決めゴマが画面いっぱいに刺さる。

縦スクロールという媒体上、「スクロールしていくと爆発が画面に降りてくる」「銃口がスマホ画面に正面から向く」のような、紙のマンガでは作りにくい演出がたくさん入っている。これを浴びるためだけにも縦スクロールで読む価値がある。

強い主人公の成り上がりを、じっくり楽しむ作品

縦スクロールに慣れていない人は、最初の数話で読み方に戸惑うかもしれない。日本のマンガとはコマ運びの感覚が違うので、慣れるまで少し時間がかかる人もいる。ただ、3〜5話も読めば自然と縦読みのリズムに乗れる。

それから、ウェブトゥーン全般に言えるが、1話あたりの情報量は紙のマンガより少なめなので、紙の単行本1冊レベルの読み応えを期待すると物足りなく感じることもある。これは「待てば¥0で毎週ちょっとずつ読む」という付き合い方が、媒体に合っているとも言える。

自分にとっては、毎週の楽しみとして気長に追うスタイルに合う作品。まとめて読みたい人は、配信済みの話数やシーズンの区切りを作品ページで確認すると選びやすいと思う。

Verdict

総評 — ゴッド オブ ブラックフィールドを読むべきか

こんな人におすすめ

  • ハードボイルドなアクション漫画が好きな人
  • 転生+成り上がり系のジャンルが好きな人
  • 韓国ウェブトゥーン未体験で入門したい人
  • ピッコマで毎週の楽しみを作りたい人
  • 芯のブレない主人公が好きな人

こんな人には向かないかも

  • 紙の単行本派の人(電子配信のみ)
  • 縦スクロール慣れに抵抗がある人
  • 完結作の一気読みを求める人

資産を手にしてもブレずに戦う、その芯の強さに惹かれる

戦闘シーンの熱さ、影響力を拡大する快感、そしてブレない主人公。この三本柱で毎週楽しませてくれる、ピッコマで読んでいる韓国の縦スクロール漫画。恭弥が次はどんな力を手にし、どう戦うのかが楽しみになる。

Where to Read

「ゴッド オブ ブラックフィールド」を読むなら — 配信先まとめ

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日本での紙書籍化・他電子書店配信は無し。韓国版はカカオウェブトゥーンで先行配信、原作のウェブ小説は武将(ムジャン)が手がけている。日本語で楽しむなら、現状はピッコマ一択。

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